C言語入門|for 文のしくみと使い方:繰り返し処理をもっとシンプルに

「同じ処理を何回も繰り返したいんだけど、
while 文で書いてたら、条件も変数もごちゃごちゃしてきました……😵」

ありますよね、その気持ち。
実はそんな “回数が決まっている繰り返し” にピッタリなのが、for 文 なんです。

for 文は、

  • 何回繰り返すのか
  • どこから始めて
  • どう変化させるのか

1 行でまとめて書ける、とても整理された繰り返し構文です 😊

回数が決まっているなら for 文が向いている理由

while 文や do-while 文は、
「条件が成り立つ間ずっと繰り返す」構文でした。

一方で for 文は、
あらかじめ繰り返す回数が分かっている場合 に強みを発揮します。

たとえば、

  • 10回表示したい
  • 配列を先頭から最後まで処理したい
  • カウンタを1ずつ増やしながら繰り返したい

こういったケースでは、for 文を使うと
コードが短く、意図も分かりやすく なります ✨

for 文の基本形を見てみよう

まずは、for 文の一番よく使われる形を見てみましょう。

サンプルプログラム(内容を変更)

プロジェクト名:5-6-1 ソースファイル名: sample5-6-1.c

#include <stdio.h>

int main(void)
{
    for (int i = 0; i < 5; i++) {
        printf("今日もがんばろう!\n");
    }
    return 0;
}

このプログラムは、
「今日もがんばろう!」というメッセージを 5 回 表示します。

「for 文って難しそう?」と思ったあなたへ 😊

最初はカッコの中がゴチャッと見えて、
「うっ……なんか怖い……」ってなりがちです 😅

でも大丈夫。
for 文も本質は 条件式で制御する繰り返し です。

while 文でやっていたことを、
見た目を整理して1行にまとめただけ なんです。

for 文の書式(基本構文)

for ( 初期化処理 ; 繰り返し条件 ; 繰り返し時処理 ) {
    ブロック
}

カッコの中が、
セミコロンで区切られた 3 つの部分 に分かれているのが特徴です。

for 文の3つの要素を分解して理解しよう

① 初期化処理

int i = 0
  • for 文が始まる前に 1回だけ実行 される。
  • 繰り返し回数を管理する変数を初期化する。

このような変数を ループ変数 と呼びます。

多くの場合、
0 からスタートするのが定番です。

② 繰り返し条件

i < 5
  • ブロックを実行する前に毎回評価される。
  • 真の間だけ繰り返される。

for 文は while 文と同じく、
前置判定の繰り返し構文 です。

つまり、
最初から条件が偽なら 1回も実行されません

③ 繰り返し時処理

i++
  • ブロックの処理が終わった直後に実行される。
  • ループ変数を増減させる役割

この処理があるおかげで、
「いつか条件が偽になる」=「無限ループにならない」
という仕組みが成り立っています 👍

もう一度、基本形を見直そう

for (int i = 0; i < 5; i++) {
    printf("今日もがんばろう!\n");
}

これを言葉で表すと、

  • i を 0 にする
  • i が 5 未満なら
  • 処理を実行して
  • i を 1 増やす

という流れになります。

「i は 0 から始まる」
「i <= 5 ではなく i < 5」

この2点は、とてもよくあるミス なので要注意です 😊

for 文は「回数が見える」のが最大の強み

for 文の良いところは、
コードを見ただけで繰り返し回数が分かる ところです。

for (int i = 0; i < 100; i++)

と書いてあれば、

「あ、100回まわすんだな」

と一瞬で理解できますよね ✨

これが、
for 文が繰り返し処理の定番として使われている理由です。