C言語基礎 PartⅡ

「C言語入門 PartⅡ」は、
C言語の基礎をひと通り学んだあとに、「もっと実用的なプログラムを書けるようになりたい」
そんな方に向けた ステップアップ編です。

このPartⅡでは、まず 配列 をしっかり理解するところから始まります。
複数のデータをまとめて扱う方法や、配列を走査したり、並び替えたり、コピーしたりといった処理を通して、「データをまとめて処理する感覚」を自然に身につけていきます。
多次元配列も登場し、少しずつ本格的なプログラムの形が見えてきます。

続く章では、関数によるプログラムの分割を学びます。
処理を関数に分けることで、コードが読みやすくなり、再利用しやすくなることを体験できます。
引数や返り値の考え方、配列を関数に渡す方法、ヘッダファイルを使った宣言と定義の分離など、C言語らしいプログラム構成を丁寧に解説します。

さらに、有効範囲(スコープ)や記憶域期間といった、
少し難しく感じやすいテーマも、具体例を交えながらじっくり説明していきます。
「なぜこの変数は使えるのか」「なぜここでは使えないのか」といった疑問が、少しずつクリアになっていくはずです。

後半では、整数型・文字型・浮動小数点型など、
C言語の基本型と数値の扱いを深く掘り下げます。
ビット演算や型変換、オーバフローといった仕組みを知ることで、C言語が「ハードウェアに近い言語」だという特徴も実感できます。

この PartⅡ は、
「動くプログラム」から「整理された、読みやすいプログラム」へ成長するための大切な一歩です。
自分のペースでじっくり学びながら、C言語の理解を一段階レベルアップしたい個人学習の方に、ぴったりの内容になっています。

5章:配列の基礎

複数のデータをまとめて扱う配列の基本を学びます。配列の初期化や走査、要素の反転や最大値・最小値の取得、多次元配列を通して、データ集合を扱うための基礎力を養います。

01 配列のしくみ02 配列の要素と添字
03 配列の初期化04 配列の要素に値を読み込む
05 オブジェクト形式マクロ06 配列要素の最大値と最小値
07 配列を使った分布処理08 配列のコピー
09 多次元配列10 配列の補足事項
11 配列の動的生成12 5章のまとめ

6章:関数によるプログラムの分割

関数の定義と呼び出し、引数と戻り値の仕組みを学びます。関数原型宣言や有効範囲、配列の受け渡しを理解し、処理を整理した読みやすく再利用しやすいプログラム設計を身につけます。

01 関数の基本02 関数呼出しの仕組み
03 return文と返却値04 返却値を引数に使う
05 関数の再利用06 引数の値渡し
07 値を返さないvoid関数08 汎用的な関数
09 引数を受け取らない関数10 ブロック有効範囲
11 ファイル有効範囲とextern12 関数原型宣言と関数定義
13 ヘッダとインクルード14 配列の受渡し
15 配列の受渡しとconst16 線形探索(逐次探索)
17 インライン関数と番兵法18 多次元配列の受渡し
19 多次元配列引数の宣言規則20 識別子の有効範囲
21 自動記憶域期間と静的記憶域期間22 6章のまとめ

7章:基本型と数値の扱い

整数型や浮動小数点型の内部表現、ビット演算、基数変換などを学びます。limits.hやsizeof演算子を通して、C言語の型と数値の仕組みを低レベルな視点から理解します。

01 算術型と基本型02 進数と基数
03 基数変換04 10進数の基数変換
05 整数型と文字型06 整数型の表現範囲
07 文字型08 ビットとCHAR_BIT
09 size_t型とtypedef宣言10 sizeof演算子の使い方
11 sizeof による配列の要素数12 整数型の内部表現
13 負値のビット構成の求め方14 符号付き整数の内部表現
15 符号付き整数の表現方式16 ビット単位の論理演算
17 シフト演算18 論理シフトと算術シフト
19 ビット演算とシフト演算の応用20 論理演算子とビット演算子の違い
21 整数定数の表し方22 整数の表示
23 オーバフローと例外24 浮動小数点型
25 浮動小数点定数26 浮動小数点と繰返し制御
27 演算子の優先順位と結合性28 整数拡張と通常の算術型変換
29 7章のまとめ