
C言語基礎|1章のまとめ
C言語プログラムの正体を振り返ろう
1章では、C言語プログラミングの最初の一歩として、
プログラムの正体と、基本的な書き方を学んできました。
まず大切なのは、次の点です。
ソースプログラムは、文字の並びとして書かれたもの
私たちがエディタに打ち込んだプログラムは、
そのままではコンピュータは実行できません。
そのため、
- コンパイル(翻訳)
- リンク
という処理を行い、
実行可能なプログラム に変換する必要があります。

コメント(注釈)の役割
ソースプログラム中の、
- /* から */ まで
- // から行末まで
の部分は、注釈(コメント) です。
コメントは、
- プログラムの動作には影響しない
- 読み手に意図を伝えるためのもの
という特徴を持っています。
| コメントの目的 | 説明 |
|---|---|
| 他人向け | 処理内容を分かりやすくする。 |
| 自分向け | 後で読み返したときの手がかり |
作成者自身も大切な読み手 である、という点を忘れないようにしましょう。
C言語の「決まり文句」
1章で何度も登場した、次の形は
決まり文句として覚えておく部分 です。
プロジェクト名:chap1-13-1 ソースファイル名:chap1-13-1.c
#include <stdio.h>
int main(void)
{
/* 文を書く */
return 0;
}ここで特に注意したいのが、
- stdio.h の綴り(studio.h ではない)
- 文の末尾に付けるセミコロン ;
です。
文と実行の流れ
C言語では、
- セミコロン ; で終わるもの
→ 文(statement)
になります。
プログラムを実行すると、
{ } のあいだに書かれた文が
上から順に実行 されます。
この「順番に実行される」という仕組みは、
後の章で学ぶ条件分岐や繰り返しの基礎になります。
文字列とエスケープシーケンス
1章では、画面表示を通して
文字列リテラル を学びました。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| "ABC" | 文字列 |
| "こんにちは。" | 日本語の文字列 |
文字列は、
二重引用符 " で囲まれた文字の並び
でしたね。
また、\ で始まる特別な表記として、
拡張表記(エスケープシーケンス) も登場しました。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| \n | 改行 |
| \a | 警報(ビープ音など) |
環境によっては、
逆斜線 \ の代わりに
円記号 ¥ を使う必要がある点も確認しました。
変数の考え方
変数については、
次のイメージがとても重要でした。
変数とは、値を自由に出し入れできる箱
変数を使うには、
- 型
- 名前
を与える 宣言 が必要です。
int value;int 型は、
整数を扱うための型 でした。
初期化と代入の違い
1章の中でも特に重要なのが、
初期化と代入の違い です。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 初期化 | 変数の生成時に値を入れる。 |
| 代入 | 生成ずみの変数に値を入れる。 |
int abc = 123; // 初期化
int xyz; // 不定値で生成
xyz = 57; // 代入変数は、生成された直後は
不定値(ゴミの値) を持ちます。
そのため、
宣言時に初期化する習慣 がとても大切でした。
複数の変数の宣言
複数の変数は、
コンマ , で区切って一度に宣言できます。
int a, b;書き方は1つではありませんが、
読みやすさを意識すること が大切です。
関数呼び出しの基本
関数呼び出しは、
処理を依頼する行為 でした。
printf("値は%dです。\n", n);- 関数名の後ろの ( ) の中
- コンマで区切って渡す値
これらを 実引数 と呼びます。
表示に使った関数
1章では、主に次の2つの表示関数を使いました。
| 関数 | 特徴 |
|---|---|
| printf | 書式指定ができる。 |
| puts | 文字列表示+自動改行 |
printf では、
- 書式文字列
- 変換指定 %d
を使って数値を表示しました。
puts は、
文字列だけを簡単に表示したいとき に便利でした。
キーボード入力とscanf関数
キーボードから値を読み込むために使ったのが、
scanf 関数です。
scanf("%d", &n);ここで特に重要なのが、
- 読み込み先の変数名の前に & を付ける。
- %d は整数を10進数で読み込む指定
という点でした。
演算子の復習
1章で使った主な演算子は次の3つです。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| + | 加算 |
| - | 減算 |
| * | 乗算 |
これらを使って、
入力値を加工し、結果を表示しました。
1章で身につけたこと
1章を通して、次のことができるようになりました。
- C言語プログラムの基本構造が分かる。
- 変数を宣言し、値を扱える。
- 画面表示とキーボード入力ができる。
- 初期化の重要性を理解できる。
これは、
C言語プログラミングの土台 です。
ここまでお疲れさまでした 😊
次の章からは、
より実践的な処理 や
プログラムらしい考え方 に踏み込んでいきます。
1章で学んだ内容は、
これから何度も登場します。
分からなくなったら、いつでもここに戻ってきてください 👍
