
【6日でできるHTML&CSS入門】スタイルシートの基本形
―“セレクタ・プロパティ・値”の 3 点セットを押さえよう―
HTML が文書の骨格を示すだけではページは質素なままです。スタイルシート(CSS) を加えると、同じタグ構造でも配色や文字サイズ・余白を自在に変えられます。ここでは〈コメント → セレクタ → プロパティ:値〉という スタイルシートの基本形 を、シンプルなサンプルコードを通して解説します。

1.CSS 基本形を分解する
1.1. コメント
/* これはコメントです 複数行でも
書けます */ブラウザには出力されず、コードの補足に使います。
1.2. セレクタ
スタイルを適用する 対象要素 を示します。
例:body、h1、.note、#main
1.3. プロパティと値
| 用語 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| プロパティ | 変更したい項目 | color, font-size, background-color |
| 値 | 指定内容 | #ff6600, 150%, Yellow |
書式は プロパティ: 値;。複数行まとめて書くときは { … } で囲みます。
2.内部スタイルのサンプル
2.1. lesson23_1.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>スタイルシートの基本形</title>
<style>
/* body と h1 の見た目を定義 */
body{
background-color:#fff8e1; /* クリーム色 */
color:#333;
font-family:"Hiragino Kaku Gothic ProN",sans-serif;
}
h1{
color:#ff6600; /* オレンジ */
font-size:240%; /* 2.4 倍 */
}
</style>
</head>
<body>
<h1>CSS は 3 要素で構成</h1>
<p>コメント/セレクタ/プロパティ:値 を覚えれば第一歩はクリアです。</p>
</body>
</html>表示結果
背景が淡いクリーム色、h1 は大きなオレンジ文字、本文は濃いグレー。

2.2. lesson23_2.html(h1 の色だけ変更)
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>色を変えてみる</title>
<style>
body{
background-color:#fff8e1;
color:#333;
}
h1{
color:#0066cc; /* 青系に変更 */
font-size:240%;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>色を変えるのは 1 行</h1>
<p>プロパティの値を書き換えるだけで雰囲気が一変します。</p>
</body>
</html>表示結果
h1 が爽やかなブルーに。HTML 部分はまったく修正していません。

3.プロパティ表(サンプルで使用)
| セレクタ | プロパティ | 値 | 効果 |
|---|---|---|---|
body | background-color | #fff8e1 | 背景を淡いクリーム色に |
body | color | #333 | 既定文字色を濃いグレーに |
h1 | color | #ff6600 / #0066cc | 見出し文字色 |
h1 | font-size | 240% | 親要素比 2.4 倍 |
4.タグ・属性まとめ
| 要素/属性 | 説明 |
|---|---|
<style> | 内部スタイル定義ブロック |
background-color | 背景色を設定 |
color | 文字色を設定 |
font-size | フォントサイズを相対・絶対値で指定 |
まとめ
- CSS の最小単位は コメント・セレクタ・プロパティ:値 の 3 つ。
- 変更は HTML ではなく CSS だけ を書き換えるのがモダンな流儀。
- 小規模検証は
<style>タグで十分、規模が大きくなったら外部ファイル化する。
