【6日でできるHTML&CSS入門】インターネットの仕組み

 インターネットは今や私たちの生活に欠かせない存在となっています。スマートフォンやパソコン、タブレットなど、さまざまなデバイスを使って、世界中の情報に簡単にアクセスできる時代です。しかし、その裏側には「インターネットがどのようにデータを届けているのか」という複雑で興味深い仕組みがあります。ここでは、インターネットの基本構造と、HTML・CSS学習の出発点として知っておきたい基礎知識を解説します。


1.インターネットの仕組みとHTML

1.1. インターネットとは何か

用語説明
インターネット世界中の小規模ネットワーク(LAN)が相互につながった巨大なネットワーク
ルータデータの通り道を選ぶ中継機器。家庭や企業のLANにも使われる。
パケットインターネット上でやり取りされる「小包」サイズのデータ
プロトコル通信のルールや約束事。代表的なものにTCP/IPがある。
  • インターネットは、多数のLAN(ローカルネットワーク)が集まり、世界規模で接続された巨大なネットワークです。
  • データは「パケット」と呼ばれる小さな単位に分けて送られ、複数のルータ(中継地点)を通りながら目的地まで届きます。

例:データの流れ

  1. 送信データを小さな「パケット」に分割
  2. パケットは複数のルータを経由して送信
  3. 受信側でパケットを再構成し、元のデータに戻す。

1.2. IPアドレスとルーティング

用語説明
IPアドレスネットワーク上の「住所」。例:192.168.1.1
ルーティングデータの通り道(経路)を選択すること
グローバルIPアドレス世界で唯一のIPアドレス
プライベートIPアドレスLAN内だけで使われるIPアドレス
IPv4従来のIPアドレス形式(0-255を4つ並べて表現)
IPv6新しいIPアドレス形式。より多くの機器を識別できる
  • IPアドレスはネットワーク上の機器を特定するための番号です。
  • ルータはパケットの宛先IPアドレスを見て、最適な経路を選んで届けます。
  • グローバルIPアドレスは世界に1つだけ割り振られます。プライベートIPアドレスはLAN内でのみ使われます。
  • IPv4の限界により、現在はIPv6が普及しつつあります。

2.通信プロトコルとTCP/IP

2.1. プロトコルの基本

プロトコル名役割
IPデータをパケットに分割し、宛先に届ける。
TCPデータの正確な送受信・エラー訂正
UDPTCPより高速だが信頼性が低い通信(映像や音声の配信など)
  • プロトコルはデータのやり取りのルールです。
  • 代表的なのは「TCP/IP」。この仕組みがあるからこそ、インターネット上で正確にデータが届きます。

2.2. ポート番号とサービスの仕組み

サービスポート番号用途
HTTP80ウェブページ閲覧
HTTPS443暗号化されたウェブ通信
SMTP25メール送信
DHCP67IPアドレス自動設定
  • 1台のパソコンで複数のサービス(メール、Webなど)を同時に利用できるのは、「ポート番号」で区別しているからです。
  • TCPはパケットに含まれるポート番号を見て、正しいサービスやアプリへデータを割り振ります。

例:ポート番号でのデータ振り分け

  • ポート25 → メール送信(SMTP)
  • ポート443 → HTTPS(暗号化Web通信)

2.3. TCPの誤り訂正機能

機能説明
データ確認送信したデータが正しく届いたか相手に確認する。
再送機能エラーや未着信があればデータを再送信する。
  • TCPは、ネットワーク上でデータがきちんと届いているかどうかを確認し、届かなければ再送します。
  • これにより、信頼性の高い通信が実現しています。

3.インターネットとHTMLの関係

3.1. HTMLの役割

用語説明
HTMLWebページを構成するためのマークアップ言語
CSSHTMLを装飾し、レイアウトやデザインを整えるための言語
  • WebページはHTMLという言語で作られています。
  • HTMLファイルは、インターネット経由でサーバーからユーザーのブラウザに届けられ、画面上に表示されます。

サンプルHTMLコード

ファイル名: lesson01_1.html

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <title>はじめてのHTML</title>
  </head>
  <body>
    <h1>ようこそ!</h1>
    <p>これはHTMLのサンプルです。</p>
  </body>
</html>

3.2. Webページの表示までの流れ

ステップ内容
1. アクセスブラウザからURLを入力し、Webサーバへアクセス
2. データ要求サーバにHTMLファイルをリクエスト
3. データ送信サーバからHTMLファイルがパケットとして送られる。
4. 表示受け取ったHTMLをブラウザが解析し、画面に表示

まとめ

 インターネットの仕組みは、LANやルータ、IPアドレス、TCP/IPなど、多くの技術が連携して成り立っています。Webページを表示するためにも、こうした基礎知識を知っておくことで、より深くHTMLやCSSの学習ができるようになります。
これからHTMLやCSSを学び、Webの世界をもっと楽しんでいきましょう!