
C言語基礎|printfで文字をそのまま表示する
まずは「文字を表示する」だけで十分です
C言語を学び始めたばかりの段階では、
数値の計算や難しい処理よりも、
「画面に文字が表示された!」
という体験がとても大切です。
printf 関数は、
計算結果だけでなく、文字をそのまま画面に表示する
こともできます。
この章では、
書式化(%d など)をいったん使わずに、
文字列をそのまま表示する方法
をゆっくり確認していきます。

書式化を行わない printf の使い方
printf 関数は、
実引数を1つだけ 与えて呼び出すことができます。
その場合、
与えた文字列が そのまま画面に表示 されます。
まずは、次のサンプルプログラムを見てみましょう。
(内容と表示メッセージは変更しています)
サンプルプログラム①:1行でメッセージを表示
プロジェクト名:chap1-7-1 ソースファイル名:chap1-7-1.c
// あいさつメッセージを表示
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("はじめまして。C言語の学習を始めました。\n"); // 最後に改行
return 0;
}実行結果
はじめまして。C言語の学習を始めました。このプログラムで使われている要素
この短いプログラムにも、いくつか大切な要素があります。
表で整理してみましょう。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| printf | 画面に表示するための関数 |
| " " | 表示したい文字列 |
| \n | 改行を表す特別な記号 |
| ; | 文の終わりを示す |
この表は、
「文字を表示するだけでも、いくつかの記号が使われている」
という点を示しています。
なぜ文字列は " " で囲むの?
C言語では、
文字をそのまま表示したい場合は、必ず " " で囲む
という決まりがあります。
printf("文字列");この " " は、
ここからここまでが文字です
という範囲をコンピュータに伝えるためのものです。
\n は改行を表す特別な記号
文字列の中に書かれている \n は、
改行(new line) を意味します。
見た目は
\ と n の2文字ですが、
実際には 1つの改行文字 として扱われます。
そのため、
printf("A\nB\n");と書くと、次のように表示されます。
A
Bサンプルプログラム②:途中で改行する
次は、
1回の printf で 2行に分けて表示 する例です。
プロジェクト名:chap1-7-2 ソースファイル名:chap1-7-2.c
// あいさつを2行で表示(その1)
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("おはようございます。\nC言語を楽しく学びましょう。\n");
return 0;
}実行結果
おはようございます。
C言語を楽しく学びましょう。ここでは、
書式文字列の 途中に \n を入れる ことで、
表示を改行しています。
printf を分けて書く方法もあります
同じ表示結果でも、
printf 関数を 2回に分けて呼び出す
こともできます。
プロジェクト名:chap1-7-3 ソースファイル名:chap1-7-3.c
// あいさつを2行で表示(その2)
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("おはようございます。\n");
printf("C言語を楽しく学びましょう。\n");
return 0;
}実行結果
おはようございます。
C言語を楽しく学びましょう。どちらの書き方がよいの?
2つの書き方を比べてみましょう。
| 書き方 | 特徴 |
|---|---|
| 1回の printf | 短く書ける |
| 複数の printf | 読みやすく、修正しやすい |
学習段階では、
後から読んで分かりやすい書き方
を選ぶのがおすすめです。
printf は「文」であることを忘れずに
printf の行の最後には、必ず
セミコロン ;
を付けます。
printf("表示する文字列\n");セミコロンは、
ここで1つの文が終わります
という合図です。
この章で身につけたい感覚
この章では、次のことを意識できれば十分です。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| printf | 文字を画面に表示できる。 |
| " " | 文字列の範囲を表す。 |
| \n | 改行を表す。 |
| 表示方法 | 1回でも複数回でもよい。 |
まずは、
自分の名前や好きな言葉に書き換えて実行してみる
のがおすすめです。
