【6日でできるVisual Basic2022入門】プログラミングとは

 現代社会において、私たちはさまざまなアプリケーション(ソフトウェア)を使いこなしています。これらのアプリケーションを生み出すために不可欠なのが「プログラミング」です。ここでは、プログラミングとは何か、どのようにアプリケーションと関係しているのか、そしてプログラミングを始めるために必要なものについて、図や表を用いながら分かりやすく解説します。

1.アプリケーションとプログラムの関係

1.1. アプリケーションの構成要素

 アプリケーションは、「処理」と「データ」の集まりで成り立っています。例えば、文書作成アプリケーションであれば、「文書を作成する処理」や「保存する処理」と、作成した文書そのもの(データ)が組み合わさっています。

要素内容例
処理文書の入力、保存、印刷など
データ文書の内容、設定情報など

アプリケーションを構成するイメージ

[データ1]   [データ2]   [データ3]
   ↑           ↑           ↑
 処理1   →   処理2   →    処理3  →  アプリケーション

1.2. プログラムとプログラミング

これらの「処理」をコンピューターに正しい順番で行わせるための“指示書”が「プログラム」です。
そして、このプログラムを作成する作業全体を「プログラミング」と呼びます。

用語意味
プログラムコンピューターへの指示を順に記述したもの
プログラミングプログラムを作る作業・活動

 アプリケーションの内部は、たくさんの処理がプログラムとして記述されており、それぞれの処理に対応するデータを使いながら動作しています。

2.プログラミングに必要なもの

2.1. プログラミング言語

 プログラミング言語とは、コンピューターが理解できるように作られた「言葉」です。人間が考えた処理の流れを、プログラミング言語を使ってプログラムとして表現します。
Visual Basic、C#、Java、Pythonなどが代表的なプログラミング言語です。

プログラミング言語特徴用途例
Visual Basic簡単な構文、GUI開発に強いWindowsアプリ開発
Pythonシンプルな記法、学習しやすいWeb、データ分析
Java大規模開発向き、移植性が高いWeb、業務システム

2.2. 開発環境

プログラムを書くためには、専用の「開発環境」があると効率的です。
 開発環境には、コードエディタやデバッガ、ビルダーなどさまざまな道具が含まれています。Visual StudioやEclipseなどがよく使われる開発環境です。

開発環境主な特徴代表的な言語
Visual Studio強力な補完機能、GUI設計が簡単Visual Basic、C#
Eclipse無料で拡張性が高いJava
PyCharmPython専用の使いやすいIDEPython

プログラミングに必要なもの

[プログラミング言語] + [開発環境] → プログラミング

3.アプリケーションの種類

アプリケーションにはさまざまな種類があり、用途や動作環境も異なります。

種類動作環境
WindowsアプリWindows OSWord、Excel、Visual Studio
モバイルアプリiOS/AndroidiPhoneアプリ、Androidアプリ
WebアプリWebブラウザーGoogleドキュメント、Webメール、チャットツール

 最近では、インストール不要でWebブラウザー上で使えるWebアプリケーションも増えています。今後はこうしたWebアプリの活用がますます広がると考えられます。

まとめ

  • アプリケーションは、データと処理の集まりから成り立ちます。
  • その処理の流れや手順をコンピューターに伝えるものが「プログラム」です。
  • プログラムを作る作業全体が「プログラミング」と呼ばれます。
  • プログラミングには、プログラミング言語と開発環境が必要です。
  • アプリケーションには様々な種類があり、動作環境や開発方法が異なります。

用語のまとめ

用語意味
プログラミングプログラムを作ること
プログラミング言語コンピューターが理解できる言語。プログラムを記述するための言語
開発環境アプリケーションを作るための専用の道具・設備