
【6日でできるPHP入門】データベースとテーブルを構築してみる
Webアプリケーションを作成する際には、まずデータベースとテーブルを設計・構築することが重要です。
MySQLなどのRDBMSでは、SQL文を使って簡単にデータベースやテーブルを作成できます。
本記事では、SQLクエリの例とともにデータベースの構築手順やポイント、さらにPHPからの実践例も交えて詳しく解説します。

1.データベースとテーブルの作成手順
1.1. データベースの作成・削除・選択
MySQLでは、CREATE DATABASE文で新しいデータベースを作成できます。また、既存のデータベースを削除する場合はDROP DATABASE文を使います。
| 処理 | SQL例文 | ポイント |
|---|---|---|
| データベース削除 | DROP DATABASE IF EXISTS bookshop; | 存在しない場合はエラー回避 |
| データベース作成 | CREATE DATABASE bookshop; | 新しいデータベースを作成 |
| データベース選択 | USE bookshop; | 操作対象のデータベースを指定 |
SQLサンプル
DROP DATABASE IF EXISTS bookshop;
CREATE DATABASE bookshop;
USE bookshop;1.2. テーブルの作成
それでは、データベースを作成してみましょう。
「クエリボックス」に以下のSQLクエリを入力して「実行」ボタンをクリックします。
CREATE DATABASE bookshop;
データベースの一覧の中に「bookshop」が追加されていることが確認できます。

1.3. デフォルトのデータベースの指定
デフォルトのデータベースは、以下のように指定します。
USE(データベース名);デフォルトデータベースを「bookshop」にします。
「クエリボックス」に以下のSQLクエリを入力して「実行」ボタンをクリックします。
USE bookshop;
デフォルトデータベースが「bookshop」となります。

テーブルを操作するときは、通常「データベース名.テーブル名」という書式でテーブルを指定する必要があります。デフォルトのデータベースを指定することで、デフォルトデータベースに指定されたテーブルを操作する場合は、データベース名を省略することができるようになります。
MySQLでは複数のデータベースが存在するため、USEでデフォルトデータベースを指定しておくと、SQLクエリを短くすることができるため、SQLを簡潔に書けるようになります。
1.4. テーブルの作成
デフォルトのデータベースを選択したら、CREATE TABLE文でテーブルを作成します。
各カラムの名前・データ型・主キーなどを適切に指定しましょう。
| カラム名 | データ型 | 役割 | 主キー | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| book_id | INT | 書籍ID | ○ | 重複不可 |
| title | VARCHAR(100) | 書籍タイトル | 最大100文字 | |
| author | VARCHAR(50) | 著者名 | 最大50文字 | |
| stock | INT | 在庫数 |
「クエリボックス」に以下のSQLクエリを入力して「実行」ボタンをクリックします。
※データベース名を省略できるように「CREATE TABLE」の前に「USE bookshop;」を指定しています。
USE bookshop;
CREATE TABLE books (
book_id INT PRIMARY KEY,
title VARCHAR(100),
author VARCHAR(50),
stock INT
);
テーブルが作成されます。

2.データの挿入とテーブル確認
2.1. データ挿入
INSERT文を使うと、テーブルにデータを追加できます。
複数行の挿入も可能です。
「クエリボックス」に以下のSQLクエリを入力して「実行」ボタンをクリックします。
※データベース名を省略できるように「CREATE TABLE」の前に「USE bookshop;」を指定しています。
USE bookshop;
INSERT INTO books (book_id, title, author, stock) VALUES
(101, 'PHP入門', '田中一郎', 5),
(102, 'MySQL実践', '佐藤花子', 3),
(103, 'Web開発の基礎', '山本次郎', 7);
2.2. テーブルの内容確認
テーブルの内容を確認するにはSELECT文を使います。
「クエリボックス」に以下のSQLクエリを入力して「実行」ボタンをクリックします。
※データベース名を省略できるように「CREATE TABLE」の前に「USE bookshop;」を指定しています。
USE bookshop;
SELECT * FROM books;
まとめ
- データベースはCREATE DATABASE、テーブルはCREATE TABLEで簡単に構築できます。
- テーブル構造やカラム定義、主キー設定など、設計時はデータの特性に応じて考慮しましょう。
- SQLクエリはphpMyAdminやPHPプログラムからも実行できます。
