
【6日でできるHTML&CSS入門】セルの結合
―セルを結合して表をレイアウトするコツ―
テーブルを実務で使うと 「見出しを横に大きく取りたい」「行ラベルを縦にまとめたい」 といった要件が必ず出てきます。
そんな時に威力を発揮するのが colspan(横方向結合)と rowspan(縦方向結合)。
ここでは “横 → 縦 → 横+縦の複合” の順でステップアップしながら、結合セルが絡んでも崩れないテーブル構造の作り方を解説します。

1.横方向(colspan)でセルを結合する
1.1. colspan 属性の基本
- 付与対象:
<th>または<td> - 値: 結合したい列数(整数)
- 効果: 指定セルから右方向へ n 列ぶんを 1 セルにまとめる
1.2. サンプル:週次スケジュールのヘッダを結合
ファイル名: lesson15_1.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>横方向のセル結合</title>
</head>
<body>
<h1>今週の予定</h1>
<table border="1">
<tr>
<th colspan="5">スケジュール(5 日分)</th>
</tr>
<tr>
<th>月</th><th>火</th><th>水</th><th>木</th><th>金</th>
</tr>
<tr>
<td>会議</td><td>開発</td><td>レビュー</td><td>資料作成</td><td>テスト</td>
</tr>
</table>
</body>
</html>表示結果
1 行目のヘッダは 5 列を 1 セルにまとめているため、下段 5 セルと幅が揃う。

2.縦方向(rowspan)でセルを結合する
2.1. rowspan 属性の基本
- 付与対象:
<th>または<td> - 値: 結合したい行数(整数)
- 効果: 指定セルから下方向へ n 行ぶんを 1 セルにまとめる
2.2. サンプル:社員名簿の行ラベルを結合
ファイル名: lesson15_2.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>縦方向のセル結合</title>
</head>
<body>
<h1>部署別メンバー</h1>
<table border="1">
<tr>
<th rowspan="3">営業部</th><td>山口</td>
</tr>
<tr><td>伊藤</td></tr>
<tr><td>高田</td></tr>
</table>
</body>
</html>表示結果
左列の “営業部” が 3 行ぶんを占有し、行ラベルとして機能。

3.横+縦を組み合わせた複合結合
3.1. コア概念
- 結合セルを含む行は 幅合計が同じ になるよう列数を調整
rowspanがある列の下の行では 不足ぶんの<td>を省く ことで帳尻を合わせる
3.2. サンプル:講座タイムテーブル
ファイル名: lesson15_3.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>複合セル結合</title>
</head>
<body>
<h1>1 日集中セミナー</h1>
<table border="1">
<tr>
<th colspan="4">スケジュール概要</th>
</tr>
<tr>
<th rowspan="2">午前</th>
<td colspan="2">基礎講義</td>
<td>質疑応答</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="3">ハンズオン</td>
</tr>
<tr>
<th>午後</th><td>応用編</td><td>グループワーク</td><td>まとめ</td>
</tr>
</table>
</body>
</html>表示結果

使用タグ・属性早見表
| 要素 / 属性 | 用途 | よくある値・注意点 |
|---|---|---|
<table> | テーブル全体 | border, cellpadding などで装飾 |
<tr> | 行を定義 | 各行で列幅が一致するようセル数管理 |
<th> | 見出しセル | 既定で中央寄せ+太字 |
<td> | データセル | 通常セル |
colspan | 横方向結合 | 2, 3, …(整数) |
rowspan | 縦方向結合 | 2, 3, …(整数) |
まとめ
- 横結合=
colspan, 縦結合=rowspan。値は “まとめたいセル数”。 - 結合セルがある行では、すべての列幅が合計で同じになるよう 他行のセル数を調節 する。
- 横+縦の複合では “不足セルを省略” するのがレイアウト崩れ防止のコツ。
これらを押さえれば、会議アジェンダから複雑な帳票まで、“読みやすい表” を自在に構築できます。
