【6日でできるHTML&CSS入門】HTMLと文字コード

 Web制作においてHTMLやCSSを記述する際、避けて通れないのが「文字コード」の知識です。文字コードは、コンピュータが文字を数字で表現するためのルールであり、Webページの正しい表示や国際対応のためにとても重要です。ここでは、代表的な文字コードの種類や特徴、そしてHTMLでの実践的な使い方について詳しく解説します。

1.文字コードの基礎

1.1. 文字コードとは

 文字コードは、文字ごとに固有の番号(コードポイント)を割り当てて、コンピュータ上で扱えるようにしたものです。これにより、世界中のさまざまな文字や記号をデータとして保存・送信できます。

1.2. 代表的な文字コードの種類

主な文字コードの種類と特徴を以下の表にまとめました。

種類読み方特徴・概要
ASCIIアスキーアルファベット、数字、記号、制御文字など128文字をカバー。半角英数字中心の最も基本的な文字コード。
Shift-JISシフトジス日本語Windowsなどで使われる。全角・半角を扱え、日本語の文章表現に対応。
EUCイーユーシーUNIX系OSで用いられた日本語や中国語などの多言語対応文字コード。
Unicodeユニコード世界中のあらゆる文字を1つのルールで表せる国際標準の文字コード。Webでは現在の主流。

2.文字集合と符号化方式

2.1. 文字集合(Character Set)とは

 文字集合とは、どの文字にどの番号を割り振るかを定めたリストです。例えば、Unicodeは世界中の文字を網羅した文字集合のひとつです。

2.2. 符号化方式(Encoding)とは

 符号化方式は、文字集合で定義された番号(コードポイント)をコンピュータ上で具体的にどう表現するかを決める方法です。同じ文字集合でも、符号化方式によってデータの保存形式が異なります。

符号化方式概要代表例
UTF-8可変長で1〜4バイト。ASCII互換・多言語対応。多くのWebサイトやアプリが採用
UTF-162バイトまたは4バイトで表現。一部のシステムやファイル形式で使用

2.3. UTF-8の特徴

 UTF-8は、Unicodeの文字を効率よく表現でき、また英数字(ASCII範囲)はそのまま1バイトで表現されます。このため、多くのWebサイトやソフトウェアで標準的に利用されています。

3.HTMLにおける文字コードの重要性

3.1. 文字化けの原因と対策

 Webページで文字コードを正しく指定しないと、文字化けが発生し、意図しない表示になることがあります。HTMLではmetaタグを使って、ページの文字コードを明示的に指定することが重要です。

例:UTF-8を指定する場合

<meta charset="UTF-8">

3.2. 文字コード選定のポイント

  • 新しくWebページを作成する場合は、UTF-8の利用を強く推奨
  • 多言語対応や国際化を考慮する際にもUTF-8が最適

まとめ

 HTMLやCSSを正しく使いこなすには、文字コードについての理解が欠かせません。特に、Webの世界標準であるUnicode(UTF-8)を採用することで、国際化や文字化けのリスクを減らし、より多くのユーザーに情報を届けることができます。Web制作を進めるうえで、必ず覚えておきましょう。