
【6日でできるC言語入門】代入演算
C言語でプログラミングをする際、変数に値を代入する操作は非常に頻繁に使います。この「代入」には単なる値の設定だけでなく、計算結果の保存や、繰り返し処理での値の更新など、多くの場面で活用されます。ここでは、C言語の代入演算の基本、よく使われる代入演算子、実践的な使い方について、サンプルプログラムを交えて詳しく解説します。

1.代入演算の基本
1.1. 通常の代入
C言語での代入は「=(イコール)」記号を使います。
右辺の値や式の結果を左辺の変数にコピーします。
int num;
num = 10; // numに10を代入
num = 20; // numに20を再代入1.2. 他の変数や計算式の代入
値だけでなく、他の変数の値や計算式の結果も代入できます。
int a = 5;
int b = a; // aの値5がbに代入される
int c = a + b; // aとbの合計(10)がcに代入される2.自身の値を使った代入と代入演算子
2.1. 自身の値を使うケース
変数の現在の値を使って、新しい値を計算して自分自身に保存する、という処理もよくあります。
a = a + 2; // aの現在の値に2を加えて、aに代入このパターンは、ループ処理や累積計算などで多用されます。
2.2. 代入演算子
こうした「自身の値を使った演算と代入」は、代入演算子を使うとより簡潔に書けます。
| 演算子 | 使用例 | 意味 |
|---|---|---|
| += | a += 2; | a = a + 2; |
| -= | b -= 3; | b = b - 3; |
| *= | c *= 4; | c = c * 4; |
| /= | d /= 5; | d = d / 5; |
| %= | e %= 2; | e = e % 2; |
2.3. サンプルプログラムと実行例
下記は、代入演算子と通常の代入処理を比較する例です。
プロジェクト/ファイル名: Lesson17_1/main.c
#include <stdio.h>
int main(void) {
int num1 = 4, num2 = 4, num3 = 4, num4 = 4;
int x1 = 4, x2 = 4, x3 = 4, x4 = 4;
// 通常の計算と代入
num1 = num1 + 2;
num2 = num2 - 1;
num3 = num3 * 3;
num4 = num4 / 2;
// 代入演算子による計算
x1 += 2;
x2 -= 1;
x3 *= 3;
x4 /= 2;
printf("通常の計算: num1=%d num2=%d num3=%d num4=%d\n", num1, num2, num3, num4);
printf("代入演算子: x1=%d x2=%d x3=%d x4=%d\n", x1, x2, x3, x4);
return 0;
}実行結果
通常の計算: num1=6 num2=3 num3=12 num4=2
代入演算子: x1=6 x2=3 x3=12 x4=23.代入演算の実践ポイント
3.1. 一行で効率的に書ける
代入演算子を使うことで、コードが簡潔になり、読みやすくなります。
複雑な繰り返し処理や配列の集計にも便利です。
3.2. 他のサンプル
プロジェクト/ファイル名: Lesson17_2/main.c
#include <stdio.h>
int main(void) {
int 合計 = 0;
合計 += 100; // 100加算
合計 += 200; // 200加算
printf("合計は%d円です。\n", 合計);
return 0;
}実行結果
合計は300円です。まとめ
- 代入演算は変数に値を保存・更新する基本操作
=(イコール)は値のコピー(等号ではない点に注意)- 代入演算子(
+=,-=,*=,/=,%=)で効率的なプログラム記述ができる。 - サンプルプログラムを入力・実行し、実際に動きを確かめることで理解を深めよう。
繰り返し練習することで、C言語の代入演算の使い方をしっかり身につけてください。
