サーブレット&JSPの基本 PartⅡ

「サーブレット&JSPの基本 PartⅡ」は、サーブレットやJSPの基礎を身につけた方が、より実践的なWebアプリケーション開発へステップアップするための学習教材です。実際に一つのWebアプリケーションを作りながら、ログイン、ログアウト、投稿、閲覧、エラー表示など、Webサービスでよく使われる機能を順番に学んでいきます。

サーブレットが実行される詳しい仕組みや、リスナー、フィルタといった便利な機能も取り上げます。さらに、EL式やJSTLを使ってJSPを読みやすくする方法、JDBCやDAOパターンを利用してデータベースと連携する方法など、本格的な開発に欠かせない知識も身につけられます。

後半では、いきなりプログラムを書き始めるのではなく、必要な機能や画面、データの流れを整理する設計方法を学びます。最後はSpring Frameworkを使った開発にも挑戦し、コントローラ、モデル、ビューの役割を確認しながら、健康診断アプリケーションなどを作成します。

各章は、仕組みを理解してから実際にプログラムを作る流れになっているため、個人学習でも少しずつ進められます。サンプルを動かすだけでなく、自分で変更や機能追加を試しながら、実用的なWebアプリケーションを完成させる力を身につけていきましょう。

10章 Webアプリを作ってみよう

これまでに学んだサーブレット、JSP、MVCモデル、スコープなどの知識を組み合わせて、実際にWebアプリケーションを作成します。ログインやログアウト、メイン画面の表示、メッセージの投稿と閲覧など、よく使われる機能を一つずつ追加します。エラー表示にも対応しながら、複数の機能を連携させて一つのアプリを完成させる楽しさを体験できます。

42 ひとこと広場の機能設計と開発準備43 ひとこと広場のログイン機能を作成する
44 ひとこと広場のメイン画面とログアウト機能を作成する45 ひとこと広場の投稿と閲覧機能を作成する
46 ひとこと広場のエラーメッセージ表示と仕上げ

11章 サーブレットの実行とフィルタ

サーブレットクラスが、Webサーバー上でどのように生成され、実行されるのかを詳しく学びます。アプリケーションの開始や終了などを検知するリスナーや、サーブレットの処理前後に共通処理を追加できるフィルタも扱います。文字コードの設定やアクセス制御など、同じ処理を効率よくまとめる方法が分かり、管理しやすいプログラムを作れるようになります。

47 initとdestroyの基本48 Webアプリのイベントとリスナー
49 サーブレット処理を効率化するフィルタ

12章 JSPの便利な機能

JSPをより簡潔で読みやすく記述するための便利な機能を学びます。複数のページで共通する部分を取り込むインクルード、JavaBeansを操作する標準アクションタグ、短い記述でデータを表示できるEL式を確認します。さらに、条件分岐や繰り返し処理を記述できるJSTLを利用し、Javaコードをできるだけ書かずに、見通しのよい画面を作る方法を身につけます。

50 動的インクルードとアクションタグ51 静的インクルード
52 JSPを簡潔にするEL式53 JSTLの基本と使い方

13章 データベース連携

Webアプリケーションからデータベースを利用する方法を学びます。JDBCを使った接続やSQLの実行、検索結果の取得など、データベース操作の基本を確認します。さらに、データベースへのアクセス処理を専門のクラスにまとめるDAOパターンを取り入れ、プログラムを整理します。作成したWebアプリにデータの保存機能を追加し、終了後も情報が残る実用的な仕組みを作ります。

54 データベースとSQLの基礎55 H2 Databaseの導入と初期設定
56 H2のJDBCドライバを導入する57 JDBCでデータを取得する
58 DAOを使ったデータベースアクセス59 DAOを使ったWebアプリのデータベース化

14章 Webアプリケーションの設計

作りたい機能を整理し、実際のプログラムへ落とし込むための設計方法を学びます。必要な画面や処理、データベースの構成、画面間の移動などを事前に考えることで、複雑なアプリも計画的に開発できるようになります。設計内容をもとにサーブレットやJSP、Javaクラスを作成し、一つずつ動作を確認しながら完成を目指します。自分でアプリを考えて作る力を育てる章です。

60 Webアプリの設計と開発手順61 みんなのショッピングのログイン機能を設計しよう
62 みんなのショッピングのログイン機能を作成しよう

15章 Spring Framework入門

JavaのWeb開発で広く利用されているSpring Frameworkの基本を学びます。リクエストを受け取るコントローラ、データや処理を担当するモデル、画面表示を担当するビューを順番に作成し、それぞれの役割を理解します。健康診断アプリケーションなどの作成を通して、従来のサーブレット開発との違いを確認しながら、効率よくWebアプリを開発する方法を体験できます。

63 Spring FrameworkによるWebアプリ開発の基本64 Springコントローラの基本と使い方
65 Springのモデルとサービスの基本66 SpringにおけるJSPとThymeleaf
67 Springで学習ペース診断を作成する68 Springでみんなのショッピングを作成する