サーブレット&JSPの基本|Eclipseで始めるWeb開発

EclipseとTomcatを整えて、サーブレット・JSP開発のスタートラインに立とう。

サーブレットやJSPを使ったWebアプリケーション開発では、Javaのプログラムを書くだけでなく、コンパイル、実行、サーバへの配置、ブラウザでの確認など、いくつもの作業が必要になります。

もちろん、テキストエディタとコマンド操作だけでも開発はできます。しかし、初めてWebアプリケーションを作る段階では、ファイルの置き場所、Javaの実行環境、Tomcatの起動、URLの指定などで迷いやすくなります。

そこで利用するのがEclipseです。

Eclipseは、Javaのソースコードを作成したり、エラーを確認したり、Tomcatと連携してWebアプリケーションを実行したりできる統合開発環境です。Eclipse公式のEnterprise Java and Web Developers向けパッケージには、Java IDEに加えて、JavaScript、JSP、Webサービス、JPA、データツール、Maven、Gradle、Gitなど、Webアプリケーション開発に役立つ機能が含まれています。

日本語環境でEclipseを使いやすくしたものとして、Pleiades All in Oneがあります。Pleiades All in Oneは、Eclipse本体と日本語化用のPleiadesプラグイン、さらに開発言語ごとに便利なプラグインをまとめたWindows、Mac向けのパッケージです。

ここでは、Pleiadesを使ってEclipseを準備し、初回起動、ワークスペースの選択、テーマ設定、文字コード設定、そして動的Webプロジェクトの考え方までを、初学者向けに順番に整理していきます。

Webアプリケーション開発に必要なもの

サーブレット・JSPの開発では、いくつかの道具が連携して動きます。

必要なもの主な役割
JDKJavaプログラムをコンパイル・実行する
Eclipseソースコード作成、エラー確認、実行、デバッグを行う
PleiadesEclipseの画面やメニューを日本語化する
Apache TomcatサーブレットやJSPを実行する
ブラウザ実行結果のWebページを確認する
ワークスペースEclipseのプロジェクトや設定を保存する

Pleiades All in Oneを使うと、Eclipse本体や日本語化プラグイン、開発に必要なプラグインをまとめて導入できます。開発に必要なものを1つずつ探して組み合わせる手間を減らせるため、学習を始める環境として扱いやすい構成です。

ただし、Pleiades、Eclipse、Tomcatはそれぞれ役割が異なります。混同しないように、まずは役割を分けて理解しておきましょう。

Eclipseとは

Eclipseは、プログラム開発を支援する統合開発環境です。

統合開発環境はIDEとも呼ばれます。IDEはIntegrated Development Environmentの略で、ソースコードを書くためのエディタ、コンパイル、デバッグ、プロジェクト管理などの機能を1つにまとめた開発用ソフトウェアです。

Eclipseには、次のような機能があります。

機能内容
エディタJava、HTML、CSS、JSPなどを編集する
入力補完クラス名やメソッド名の候補を表示する
エラー表示構文ミスや設定ミスを分かりやすく示す
コンパイルJavaのソースコードを実行可能な形へ変換する
デバッグ処理を途中で止めて変数や流れを確認する
プロジェクト管理アプリケーションのファイルをまとめて管理する
サーバ連携Tomcatの起動や停止、アプリケーションの実行を行う
Git連携ソースコードの変更履歴を管理する

Eclipseを使うと、ファイルを作る、保存する、エラーを直す、Tomcatで実行する、ブラウザで確認する、という一連の作業を進めやすくなります。

特にサーブレット・JSPでは、Javaのプログラムだけでなく、JSP、HTML、CSS、画像、設定ファイルなど、複数の種類のファイルを扱います。Eclipseを使えば、これらを1つのプロジェクトとして整理できます。

Pleiadesとは

Pleiadesは、EclipseなどのJavaアプリケーションを日本語化するためのプラグインです。

Pleiades All in Oneは、Eclipse本体、日本語化プラグイン、開発に便利なプラグインをまとめたパッケージです。公式サイトでも、Pleiades All in OneはEclipse本体とPleiadesプラグイン、プログラミング言語別の便利なプラグインをまとめたパッケージとして説明されています。

Eclipseそのものは英語表記でも使えますが、初学者にとってはメニューや設定画面が日本語で表示されるほうが安心です。

たとえば、次のような場面で理解しやすくなります。

  • 新しいプロジェクトを作成する
  • ワークスペースを選択する
  • 文字コードを設定する
  • Tomcatを登録する
  • エラーや警告を確認する
  • サーバを起動・停止する

Pleiadesは、Eclipseを別のソフトウェアに変えるものではありません。Eclipseを日本語で扱いやすくし、必要な機能をまとめて準備しやすくするものだと考えると分かりやすいです。

Apache Tomcatとは

Apache Tomcatは、サーブレットやJSPを実行するためのサーバ環境です。

Eclipseは開発作業を支援する道具ですが、サーブレットやJSPを実際に実行するのはTomcatです。

役割を分けると、次のようになります。

名前役割
Eclipseプログラムを作成・管理する
PleiadesEclipseを日本語化し、使いやすくする
TomcatサーブレットやJSPを実行する
ブラウザTomcatから返されたHTMLを表示する

サーブレットやJSPは、HTMLファイルのようにダブルクリックして直接実行するものではありません。Tomcatのようなサーブレットコンテナ上で実行し、ブラウザからURLでアクセスします。

図1:Eclipse・Pleiades・Tomcatの役割

この図から分かること

Eclipseは、JavaやJSPなどのファイルを作成するための開発環境です。PleiadesはEclipseを日本語で扱いやすくし、学習に必要な機能をまとめて準備しやすくします。

Tomcatは、Eclipseで作成したサーブレットやJSPを実行するサーバです。

開発では、EclipseでWebアプリケーションを作成し、Tomcatへ配置して実行し、ブラウザで結果を確認します。この3つの役割を分けて理解しておくと、トラブルが起きたときにも原因を探しやすくなります。

Pleiades All in Oneをダウンロードする

Pleiadesを準備するときは、公式サイトから取得します。

開発環境は、検索結果に出てきた任意のサイトからではなく、公式の配布元から入手することが大切です。第三者のサイトにある古いファイルや内容が変更されたファイルを使うと、画面や手順が教材と合わなかったり、不要なトラブルにつながったりすることがあります。

Pleiades All in Oneの公式サイトでは、Eclipseの版、OS、開発言語、CPUの種類などに合わせてパッケージを選びます。

Pleiadesの配布ファイル名には、Eclipseの版、Java向けであること、Windows向けであること、64bit向けであることなどが含まれます。たとえば、ファイル名にjava、win、64bitなどが含まれていれば、Java開発用のWindows 64ビット向けパッケージであることを判断しやすくなります。

パッケージ選択で確認すること

確認項目見るポイント
開発言語Javaを選ぶ
OSWindows、Macなど自分の環境に合わせる
CPU一般的なWindows PCではx64を選ぶことが多い
Eclipseの版教材指定版、または公式サイトで案内されている安定版を選ぶ
JDKの有無初学者はJDK付きの構成が扱いやすい
ファイル名java、win、64bitなどの表記を確認する

画面やファイル名は更新によって変わる可能性があります。そのため、特定のファイル名を丸暗記するよりも、自分の環境に合う項目を確認して選ぶことが大切です。

ダウンロード手順

1.公式サイト(https://willbrains.jp/)にアクセスします。

まず公式サイトにアクセスし、最新版の Eclipse パッケージを選びます。
ここでは「Eclipse 2026」を選択します。

ここで重要なのは、自分の利用環境に合ったものを選ぶことです。

2.WindowsユーザーはWindows x64のJavaの「Download」リンクをクリックし、インストーラー(例:pleiades-2026-03-java-win-64bit-jre_20260322.exe)をダウンロードします。

pleiades-2026-03-java-win-64bit-jre_20260322.exe のようなファイル名は、どの種類のパッケージなのかが分かるようになっています。ファイル名の一部に Java、win、64bit などの情報が含まれているので、落ち着いて見れば判断できます。

インストーラーを実行する

ダウンロードが終わったら、取得したファイルをダブルクリックして実行します。

Windowsでは、ダウンロードした実行ファイルを起動すると、セキュリティ確認画面が表示されることがあります。これは、インターネットから取得したファイルを実行しようとしているため、Windowsが確認している状態です。

公式サイトから取得したファイルであることを確認したうえで、画面に従って進めます。

警告画面が表示された場合は、次の点を確認しましょう。

確認項目内容
配布元Pleiadesの公式サイトから取得したか
ファイル名選択したJava向けパッケージか
OSWindows向けのファイルか
CPUx64など自分の環境に合っているか
ダウンロード状態途中で失敗していないか

確認できたら、詳細情報を開き、実行を選んで進めます。

警告が表示されたこと自体は、必ずしも失敗や危険を意味するわけではありません。ただし、入手元を確認せずに実行するのは避けましょう。

インストーラーの実行手順

ダウンロードが終わったら、次は exe ファイルをダブルクリックして実行します。Windows では、ダウンロードしたアプリに対してセキュリティ警告が表示されることがあります。これは危険という意味ではなく、確認のための警告です。

もし警告画面が表示された場合は、詳細情報 をクリックし、そのあとに表示される 実行 ボタンを押して進みます。ここで慌てる必要はありません。

1.ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックします。
2.セキュリティ警告が表示された場合は「詳細情報」をクリックし、「実行」ボタンを押します。

「詳細情報」のリンクをクリックすると「実行」ボタンが表示されます。

ここで大切なのは、警告が出たからといって失敗ではないということです。初心者はこの画面で不安になりやすいですが、正規のファイルを公式サイトから入手しているなら、落ち着いて進めれば問題ありません。

展開先フォルダを指定する

Pleiades All in Oneは、指定したフォルダへ展開して使います。

Windowsでは、次のような場所を展開先にすると分かりやすくなります。

C:\pleiades\2026-03

展開先フォルダを分けておくと、将来別のEclipseを試すときに管理しやすくなります。

フォルダ例用途
C:\pleiades\2026-032026-03版を使う場合
C:\pleiades\2025-032025-03版を使う場合
C:\pleiades\training研修用としてまとめたい場合

初心者のうちは、あまり深い階層や日本語を含むフォルダに置かず、分かりやすい場所を選ぶと安心です。

展開先を後から移動すると、ショートカットや設定がうまく動かなくなることがあります。まず置き場所を決めてから展開しましょう。

インストールフォルダの指定と解凍

1.「作成先フォルダ」を指定する画面が表示されます(通常はc:\pleiades\2026-03 が初期値)。

フォルダを変更せず、「解凍」ボタンをクリックします。

ここでのポイントは、デフォルトのフォルダ名のまま使うことで、異なるバージョンの Eclipse を共存しやすくなることです。たとえば将来、別のバージョンを試したくなったときも、フォルダ名が分かれていれば整理しやすくなります。

Eclipseのショートカットを作成する

展開が終わったら、Eclipseを起動するためのファイルを探します。

一般的には、次のような場所にeclipse.exeがあります。

C:\pleiades\2026-03\eclipse\eclipse.exe

毎回このフォルダを開いて起動するのは手間がかかります。そこで、デスクトップにショートカットを作成しておくと便利です。

手順は次のとおりです。

  1. eclipseフォルダを開く
  2. eclipse.exeを探す
  3. eclipse.exeを右クリックする
  4. デスクトップへドラッグ&ドロップする
  5. ショートカットをここに作成を選ぶ

ショートカットは、Eclipse本体をコピーしたものではありません。Eclipse本体へ素早くアクセスするための近道です。

そのため、Pleiadesのフォルダを移動すると、ショートカットが使えなくなる場合があります。展開先を決めてからショートカットを作るようにしましょう。

ショートカットの作成手順

1.解凍後、「C:\pleiades\2026-03\eclipse」フォルダを開きます。
2.eclipse.exeを右クリックし、デスクトップにドラッグ&ドロップします。

この作業はとても地味ですが、日常的に使うソフトでは大切です。毎回深いフォルダをたどって起動するのは面倒ですし、初心者ほどどこに入っていたか分からなくなりがちです。ショートカットを作れば、すぐに起動できるようになります。

3.「ショートカットをここに作成(S)」を選びます。

4.デスクトップにEclipseのショートカットが作成されます。

ここで理解しておきたいのは、ショートカットは本体そのものではないということです。本体をコピーしたり移動したりしているわけではなく、あくまで起動しやすくするための近道を作っているだけです。この違いを知っておくと、ファイル管理でも混乱しにくくなります。

Eclipseを初回起動する

作成したショートカットをダブルクリックすると、Eclipseが起動します。

初回起動時は、プラグインの読み込みや初期準備が行われるため、少し時間がかかることがあります。画面がすぐに表示されなくても、しばらく待ってみましょう。

起動時には、ワークスペースとしてのディレクトリー選択画面が表示されます。

ワークスペースとは、Eclipseで作成するプロジェクトや設定情報を保存する作業場所です。

この画面で 「この選択をデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない」 にチェックを入れると、次回以降は同じ場所が使われ、毎回確認画面が出なくなります。そのうえで 起動 をクリックすれば、Eclipse が立ち上がります。

「起動」ボタンをクリックすると、Eclipseが起動します。

ワークスペースの役割

ワークスペースには、次のようなものが保存されます。

保存されるもの内容
プロジェクトJavaアプリケーションやWebアプリケーションのまとまり
ソースコードJava、HTML、CSS、JSPなど
設定情報プロジェクトごとの設定やEclipseの管理情報
サーバ情報Tomcatとの関連付けなど
ビルド情報コンパイルや実行に関する情報

ワークスペースは、Eclipse本体とは別の場所にしておくと管理しやすくなります。

たとえば、次のように分けられます。

種類保存先の例
Eclipse本体C:\pleiades\2026-03
ワークスペースC:\workspace\servlet-jsp

Eclipse本体とワークスペースを分けておけば、将来Eclipseを入れ替える場合でも、作成したプロジェクトを扱いやすくなります。

ワークスペース選択時の注意点

ワークスペース選択画面では、今後も同じ場所を使う設定ができます。

同じ教材を続けて学ぶ場合は、この選択をデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しないにチェックを入れておくと、次回以降の起動がスムーズになります。

ただし、学習用、業務用、実験用などでワークスペースを分けたい場合は、毎回選択できる状態にしておく方法もあります。

使い方おすすめの設定
1つの教材だけを進める同じワークスペースを既定にする
複数の教材を並行する教材ごとにワークスペースを分ける
業務と学習を分ける用途ごとにワークスペースを分ける
画面確認を重視する起動時に選択できる状態にする

ワークスペースを選択したら、起動をクリックします。Eclipseの画面が表示されれば、最初の起動は完了です。

図2:Eclipse本体・ワークスペース・プロジェクトの関係

この図から分かること

Eclipse本体は、開発環境そのものを保存している場所です。一方、ワークスペースは、作成したプロジェクトや設定を保存する作業場所です。

ワークスペースの中には、複数のプロジェクトを作成できます。サーブレット・JSPの学習では、1つのWebアプリケーションごとに1つの動的Webプロジェクトを作ると整理しやすくなります。

作成したプロジェクトはTomcatへデプロイし、ブラウザからURLでアクセスして動作を確認します。

Eclipseの初期画面を確認する

Eclipseが起動すると、複数の領域に分かれた画面が表示されます。

Eclipse 2026 のデフォルトテーマはダークモードになっています。

最初は情報が多く見えるかもしれませんが、よく使う場所は限られています。

画面の領域主な役割
プロジェクト・エクスプローラー作成したプロジェクトやファイルを表示する
エディタJava、JSP、HTMLなどを編集する
コンソールTomcatの起動情報やエラーメッセージを表示する
問題ビューコンパイルエラーや警告を一覧表示する
サーバービューTomcatの起動、停止、プロジェクト追加を行う

サーブレット・JSPの学習では、特にプロジェクト・エクスプローラー、エディタ、コンソール、サーバービューをよく使います。

画面の一部を閉じてしまっても、ウィンドウからビューの表示を選ぶことで再表示できます。

テーマを見やすいものに変更する

Eclipseを起動した直後のテーマは、バージョンや環境によって異なることがあります。

ダークテーマが表示される場合もありますし、明るいテーマが表示される場合もあります。どちらが正解というわけではありません。自分が見やすく、長時間作業しても疲れにくいテーマを選ぶことが大切です。

Eclipse2026をインストールした直後は、ダークテーマが設定されています。

ダークテーマは黒や濃い色を基調とした表示で、長時間の作業で目が疲れにくいと感じる人が多いです。一方で、初心者の中には明るい画面の方が見慣れていて安心できる人もいます。その場合はクラシックやライトに変更すると使いやすくなります。

テーマの種類と特徴

テーマ特徴向いている人
ダーク黒や濃い色を基調にした表示暗めの画面が見やすい人
クラシック標準的で落ち着いた明るい表示初めてIDEを使う人
ライト白を基調にしたすっきりした表示明るい画面を好む人

テーマを選ぶときは、見た目の好みだけでなく、コードの読みやすさやエラー表示の見つけやすさも確認しましょう。

確認したい点見るポイント
背景色明るすぎないか、暗すぎないか
文字の見やすさコードやメニューが読みやすいか
エラー表示赤い波線や警告が見つけやすいか
長時間利用しばらく使っても目が疲れにくいか
教材との比較画面説明と照らし合わせやすいか

学習では、見た目がかっこいいことよりも、読みやすく続けやすいことのほうが大切です。

テーマ変更の手順

Eclipseでテーマを変えるには、まずメニューの ウィンドウ → 設定 を開きます。次に 一般 → 外観 を選び、ルック&フィール の項目でテーマを選択します。クラシックやライトなど、自分が使いやすいと思うものを選んだら、適用して閉じる をクリックします。そのあと、再起動を促す画面が表示された場合は 再開 をクリックしてEclipseを再起動します。再起動後には、新しいテーマが画面全体に反映されます。

ここで押さえておきたいのは、テーマ変更は一時的な見た目の変化ではなく、Eclipse全体の操作感に関わる設定だということです。メニュー、ビュー、エディタなど多くの場所に影響するので、少し触ってみて、自分に合うかどうかを確かめるのがよいです。

1.メニューの「ウィンドウ」→「設定」を選択します。
2.「一般」→「外観」をクリックします。
3.「ルック&フィール」で「クラシック」または好みのテーマを選択します。
4.「適用して閉じる」ボタンをクリックします。

5.再起動の確認画面が出たら「再開」をクリックし、Eclipseを再起動します。

6.起動後、テーマが変更されています。

文字コードをUTF-8に設定する

Eclipseの初期設定で特に重要なのが、文字コードです。

文字コードとは、文字をコンピュータの中でどのようなデータとして扱うかを決めるルールです。日本語を含むJavaファイル、JSP、HTML、CSSなどでは、文字コードが合っていないと文字化けが発生することがあります。

Webアプリケーション開発では、UTF-8を使用する構成が一般的です。

Eclipseでは、一般、ワークスペースの設定画面で、テキストファイルのエンコードや新規テキストファイルの行区切り文字を指定できます。Eclipse公式ヘルプでも、Workspace設定でText file encodingとNew text file line delimiterを管理できることが説明されています。

文字コード設定の手順(Windows)

設定を変更するには、メニューの ウィンドウ → 設定 を開き、一般 → ワークスペース を選びます。その中に テキストファイルのエンコード という項目があるので、ここで UTF-8 を選びます。さらに、新規テキスト・ファイルの行区切り文字 で Windows を選びます。最後に 適用して閉じる をクリックすれば設定完了です。

ここで大切なのは、この設定が今後新しく作成するファイルの基本ルールになるということです。あとからトラブルに気づいて直すより、最初に整えておく方がずっと楽です。

1.メニューの「ウィンドウ」→「設定」を選択します。
2.「一般」→「ワークスペース」をクリックします。
3.「テキストファイルのエンコード」で「UTF-8」を選択します。
4.「新規テキスト・ファイルの行区切り文字」で「Windows」を選択します。

「適用して閉じる」をクリックします。

行区切り文字を理解する

行区切り文字は、ファイル内の改行をどの形式で保存するかを決める設定です。

画面上では同じ改行に見えても、内部のデータとしてはOSによって扱いが異なることがあります。

形式主に使われる環境
CRLFWindows
LFLinux、macOS、多くのWeb開発環境
CR古いMac環境

EclipseのWorkspace設定では、新しく作成するテキストファイルの行区切り文字を指定できます。