C言語+MySQL入門 PartⅣ

GTK 4でGUI化して配布しよう

「コンソールで動いた在庫管理アプリを、使いやすいWindowsアプリへ。」

PartⅣでは、完成したコンソール版のDB処理を活用し、GTK 4を使ったGUI版在庫管理アプリへ発展させます。商品名や単価の入力欄、登録・変更・削除ボタン、商品一覧、入出庫、在庫履歴などを画面から操作できるようにしていきます。大切なのは、GUIとMySQLの処理をすべて書き直すのではなく、これまで作ったDB関数を再利用することです。さらに最終章では、GTK 4やConnector/Cに必要な実行時ファイルを整理し、開発環境のないWindows PCでも動かせる配布用ZIPを作成します。「作って終わり」ではなく、別のPCで実際に動かすところまで経験できるPartです。

第13章 GTK 4を使ってGUI化を始めよう

ここからは、完成したコンソール版をGTK 4のGUIアプリへ発展させます。まずはGtkApplicationを使った起動方法、ウィンドウ、ラベル、入力欄、ボタン、コールバックなど、GUIの基本を短く確認します。そして重要なのが、GUIとデータベース処理を分けることです。第12章までに作ったDB関数をそのまま活用しながら画面から呼び出せる構成を作ります。最後にはGTK 4とConnector/Cを同時にリンクし、MySQLへの接続結果を画面に表示します。

第14章 GUIから商品を登録・表示しよう

この章では、GUI版在庫管理アプリの基本画面を作ります。商品名と単価の入力欄、登録ボタン、商品一覧、メッセージ欄を配置し、画面で入力した値を第12章までに作ったDB関数へ渡します。登録が成功した場合や入力に問題がある場合、DBエラーが発生した場合など、それぞれの結果も画面に表示します。さらにMySQLから最新の商品一覧を取得し、登録後すぐに画面へ反映できるようにして、GUIから商品を登録・確認できるところまで進めます。

第15章 GUI版在庫管理アプリを完成させよう

基本画面ができたら、残りの機能を追加してGUI版を完成させます。商品一覧から対象を選択し、商品情報の変更や削除を行えるようにします。さらに入庫・出庫、在庫履歴の表示も画面から操作できるようにし、未選択時には不要なボタンを押せないよう状態も制御します。操作後には一覧や選択状態を最新のDB内容とそろえ、サーバー停止などの接続エラーも画面で確認できるようにします。コンソール版と同じDB処理をGUIから再利用することも確認します。

第16章 GUIアプリを配布しよう

最後の章では、作ったGUI版在庫管理アプリを開発環境のないWindows PCでも実行できる形にまとめます。実行ファイルだけではなく、GTK 4やConnector/Cに必要なDLLや実行時ファイルを調べ、配布用フォルダへ整理します。さらにMySQL Serverへの接続先や認証情報の設定方法、ライブラリの権利表示、ZIPファイルの作成方法も扱います。最後は別のWindows PCで起動・接続・商品操作を確認し、「作る」だけでなく「配布して動かす」ところまで完成させます。