C言語GUI入門 PartⅡ

ウィンドウを表示できたら、次は「使える・遊べる・配れる」GUIアプリを作ってみよう。

「C言語GUI入門 PartⅡ」では、PartⅠで身につけたGTK 4の基本を使って、より実用的なGUIアプリ作りに進みます。ラベル、ボタン、入力欄、レイアウトなどのウィジェットを組み合わせながら、画面を自分で組み立てる方法を学びます。続いて、2つの数値を入力して四則演算ができるGUI電卓を作り、入力チェックやエラー表示、CSSを使った見た目の調整にも挑戦します。さらに、完成したアプリを自分の開発環境以外でも動かせるように、Windows向けの配布方法も学びます。最後は3×3の○×ゲームを制作し、二次元配列や勝敗判定、コンピューターの手などをGUIと組み合わせます。自分の手でひとつのアプリを完成させる楽しさを、じっくり味わえるPartです。

01 ウィジェットとは02 GtkLabelで文字を表示する
03 GtkButtonでボタンを作る04 GtkEntryで文字を入力する
05 GtkBoxで縦横に配置するGtkGridで表のように配置する

第5章 ウィジェットとレイアウトを使いこなそう

この章では、GUI画面を作るための基本部品であるウィジェットについて学びます。文字を表示するGtkLabel、ボタンを作るGtkButton、入力欄を作るGtkEntryなどを実際に使いながら、それぞれの役割を確認します。さらに、GtkBoxやGtkGridを使って画面を整える方法も学びます。複数の部品を組み合わせて、自分で画面を作れるようになるための基礎を身につける章です。

第6章 簡単なGUI電卓を作ろう

これまで学んだウィジェットを組み合わせて、実際に使えるGUI電卓を作ります。2つの数値を入力し、足し算、引き算、掛け算、割り算を行えるようにしていきます。入力された文字列を数値へ変換する方法や、空欄、数値以外の入力、0での割り算といったエラーへの対応も学びます。最後にはCSSで画面を整え、ひとつのGUIアプリを最初から最後まで完成させます。

第7章 GUIアプリをWindows向けに配布しよう

せっかく作ったGUIアプリなら、自分の開発環境だけでなく、ほかのWindows環境でも動かしてみたくなります。この章では、GTK 4アプリを配布するときに必要となるDLLや関連ファイルについて学び、配布用のフォルダーを作成します。CSSや画像の扱い、GResourceによるファイルの埋め込み、ZIP形式へのまとめ方も紹介します。自分で作ったアプリを「配れる形」に仕上げるための章です。

第8章 GUIで○×ゲームを作ろう

最後の章では、GTK 4を使ってコンピューターと対戦できる○×ゲームを作ります。GtkGridに9個のボタンを並べ、クリックされた場所に○を表示し、続いてコンピューターが×を置く処理を作っていきます。ゲームの状態は二次元配列で管理し、縦、横、斜めの勝敗判定や引き分け、リセット機能も実装します。これまで学んだGUIとC言語の知識を組み合わせながら、ひとつのゲームを完成させる総仕上げの章です。