【6日でできるPHP入門】VSCodeで作業フォルダを選択する

ー VSCodeで作業フォルダを選択する重要性 ー
 Web開発やPHP・HTMLのコーディングを始める際、最初に行うべき大切な作業が「作業用フォルダの選択」です。VSCode(Visual Studio Code)で正しいフォルダを指定することで、HTMLやPHPファイルを整理し、Webサーバと連携した効率的な開発環境が実現します。この記事では、作業フォルダの選び方から新規ファイル作成・保存・実行まで、手順を詳しく解説します。

2.VSCodeで作業用フォルダを選択する手順

1.1. フォルダの選択と開き方

VSCodeで作業を始めるには、まず作業用フォルダをワークスペースに追加する必要があります。

1.メニューから「「ファイル」→「フォルダーをワークスペースに追加」を選択

2.フォルダの指定

「C:\MAMP\htdocs」のWebサーバのルートを選択します。

3.フォルダの信頼

「はい、作成者を信頼します」をクリックします。

ワンポイント

  • MAMP環境の場合、「htdocs」フォルダ直下がWebサーバの「localhost」と対応しています。

1.2. 新しいHTMLファイルの作成

作業用フォルダを選択したら、HTMLファイルを作成しましょう。

操作手順説明
1.新しいファイルをクリックフォルダ内一覧の上部にあるボタンを押す
2.ファイル名を入力例:「lesson10_1.html」と入力
3.Enterキーで確定入力が終わったらEnterで確定

サンプルHTML

以下は実際に入力するHTMLファイルの例です。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>6日でできるPHP入門</title>
    <meta charset="UTF-8">
</head>
<body>
    <h1>PHP入門</h1>
    <p>まずはHTMLの基本を学びましょう。<br>PHPはその次に進みます!</p>
</body>
</html>

2.コーディングの基本ポイント

2.1. インデントとホワイトスペース

HTMLを書く際は、TabキーやSpaceキー(4回)を使いインデントをつけると、読みやすくなります。
このような空白・改行・タブ文字を「ホワイトスペース」と呼びます。

  • 半角スペース・タブ・改行 → ホワイトスペース(HTML構造には影響しない)
  • 全角スペース → ホワイトスペース扱いにならないので注意
入力例説明
<head> のインデントTabやSpace4つでずらす
空白・改行見やすさのために追加

2.2. ファイルの保存と確認

作成したファイルはこまめに保存しましょう。

操作説明
ファイル→保存メニューから「ファイル」→「保存」を選択
Ctrl+Sショートカットで素早く保存
タブの状態未保存:●マーク/保存済み:×マークが出現

未保存:●マーク

保存済み:×マークが出現

3.実行結果の確認

3.1. WebブラウザでHTMLを表示

MAMPが起動していることを確認し、WebブラウザのURL欄に

http://localhost/lesson11_1.html

と入力しましょう。これで、先ほど作成したHTMLファイルの表示結果を確認できます。


まとめ

 VSCodeで作業用フォルダを正しく選択し、HTMLファイルの作成・保存・表示の基本を押さえることで、PHPやWeb開発の準備がスムーズに進みます。ホワイトスペースやインデントの使い方も身につけ、読みやすいコーディングを心がけましょう。