
6日でできる 新HTML&CSS入門|Bootstrapの導入方法
デザインを一から作らなくても、整ったWebページは作れる。
Bootstrapを導入して、ボタン・余白・レイアウトをすばやく美しく整えよう。
WebサイトやWebアプリを作るとき、見た目を整えるCSSをすべて自分で書くのは大変です。ボタンの色、余白、文字サイズ、フォームの見た目、スマートフォン対応のレイアウトなど、細かいデザイン調整には多くの時間がかかります。
そこで便利なのがBootstrapです。Bootstrapは、Webページ制作でよく使うCSSやJavaScriptの機能をまとめたフロントエンドフレームワークです。ボタン、ナビゲーションバー、カード、フォーム、グリッドレイアウトなど、あらかじめ用意された部品をclassで指定するだけで、整ったデザインをすばやく作れます。
Bootstrapを使う方法は、大きく分けて2つあります。1つはCDNを使ってインターネット上のBootstrapファイルを読み込む方法、もう1つはBootstrapのCSSやJavaScriptファイルをダウンロードして、自分のプロジェクト内に配置する方法です。Bootstrap公式ドキュメントでも、コンパイル済みのCSSとJavaScriptをダウンロードする方法や、CDN経由で読み込む方法が案内されています。
この記事では、Bootstrapの基本、導入方法、ファイル配置、HTMLへの読み込み方、よく使うclass、コンポーネントの考え方を、サンプルHTMLを使って分かりやすく解説していきます。
Bootstrapとは何か
Bootstrapは、HTML、CSS、JavaScriptを使ったWebページ制作を効率化するためのフロントエンドフレームワークです。フロントエンドとは、ユーザーがブラウザで見る画面側のことです。Bootstrapを使うと、あらかじめ用意されたデザインや部品を組み合わせて、見栄えのよいページを作りやすくなります。
Bootstrapでは、btn、container、row、col、navbar、form-controlなどのclassをHTMLに指定します。すると、Bootstrap側で用意されているCSSが適用され、ボタンやレイアウト、フォームなどが整った見た目になります。
| 用語 | 概要 |
|---|---|
| Bootstrap | CSSとJavaScriptがセットになったフロントエンドフレームワーク |
| コンポーネント | ボタン、ナビゲーション、カード、フォームなどの部品 |
| グリッド | 行と列を使ってレイアウトを組む仕組み |
| レスポンシブ | 画面幅に応じてレイアウトを調整する考え方 |
| class | Bootstrapのデザインを適用するためにHTMLへ指定する名前 |
Bootstrapは、デザインをまったく考えなくてもよい道具ではありません。あくまで、よく使うデザインやレイアウトを効率よく作るための土台です。基本的なHTMLとCSSの知識を持ったうえで使うと、より分かりやすく扱えます。
図1:BootstrapはWebページ制作を助ける部品集

この図から分かること
Bootstrapは、Webページ制作でよく使うデザイン部品をまとめたフレームワークです。ボタン、フォーム、ナビゲーション、レイアウトなどをclassで指定するだけで、整った見た目を作りやすくなります。CSSをすべて一から書かなくても、基本的なデザインを短時間で整えられる点が大きな特徴です。
Bootstrapを使う理由
Bootstrapを使うと、Webページ制作を効率化できます。特に、学習段階や短時間で画面を作りたいとき、管理画面や試作ページを作るときに便利です。
| Bootstrapを使う理由 | 説明 |
|---|---|
| デザインを整えやすい | ボタンやフォームなどに標準の見た目が用意されている |
| レイアウトを作りやすい | container、row、colなどでグリッドレイアウトを組める |
| レスポンシブ対応しやすい | 画面幅に応じたレイアウト調整を行いやすい |
| 導入が簡単 | CSSとJavaScriptを読み込むだけで使い始められる |
| コンポーネントが豊富 | ナビゲーション、カード、アラート、モーダルなどが使える |
| 無料で利用できる | オープンソースのフレームワークとして利用できる |
Bootstrapを使うと、ボタンの色や余白、フォームの幅などを自分で細かく指定しなくても、一定の品質のデザインをすばやく作れます。もちろん、必要に応じて自分のCSSを追加して、色や余白を調整することもできます。
Bootstrap 5の特徴
現在よく使われるBootstrap 5では、以前のバージョンよりもモダンなWeb制作に合わせた構成になっています。Bootstrap 5では、JavaScriptプラグインが通常のJavaScriptで書き直され、jQueryへの依存がなくなりました。
| 特徴 | 解説 |
|---|---|
| jQuery不要 | Bootstrap 5ではjQueryに依存せずにJavaScript機能を使える |
| レスポンシブ対応 | スマートフォン、タブレット、PCに対応しやすい |
| グリッドが使いやすい | 行と列で柔軟にレイアウトを作れる |
| コンポーネントが豊富 | ボタン、カード、ナビゲーション、フォームなどを利用できる |
| CDNで導入しやすい | CSSとJavaScriptをURLから読み込める |
Bootstrap 5を使う場合は、古いBootstrap 3やBootstrap 4の書き方と異なる部分があるため、学習するときはバージョンを確認することが大切です。サンプルコードをコピーするときも、どのバージョン向けのコードなのかを見ておきましょう。
Bootstrapの導入方法は2種類ある
Bootstrapを使うには、HTMLにBootstrapのCSSとJavaScriptを読み込ませます。導入方法は主に2つあります。
| 方法 | 概要 | 利点 |
|---|---|---|
| CDNで利用 | Web上にあるBootstrapファイルを読み込む | ダウンロード不要で始めやすい |
| ダウンロードして利用 | Bootstrapファイルを自分のプロジェクト内に置く | オフラインでも使いやすく、ファイルを管理しやすい |
Bootstrap公式ドキュメントでは、CDNを使ってCSSとJavaScriptを読み込む方法が紹介されています。ビルド作業なしで使い始められるため、学習や簡単なサンプル作成に向いています。
一方、ダウンロードして利用する方法では、bootstrap.min.cssやbootstrap.min.jsなどのファイルを自分のプロジェクト内に配置します。インターネットに接続していない環境で確認したい場合や、ファイル構成を手元で管理したい場合に便利です。
CDNで利用する方法
CDNとは、インターネット上に置かれたファイルを読み込む仕組みです。BootstrapをCDNで使う場合、HTMLのhead内にCSSのlinkを追加し、bodyの終わり付近にJavaScriptのscriptを追加します。
CDNを使うと、Bootstrapのファイルを自分でダウンロードしなくても使えます。学習を始めるだけなら、とても手軽な方法です。
<link href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.3.8/dist/css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet">
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.3.8/dist/js/bootstrap.bundle.min.js"></script>ただし、CDNはインターネット経由でファイルを読み込むため、オフライン環境では使えません。また、実務では公式ドキュメントで案内されているintegrityやcrossoriginを含むコードを使うこともあります。学習段階では、CSSとJavaScriptを読み込む位置を理解することから始めましょう。
ダウンロードして利用する方法
Bootstrapをダウンロードして使う場合は、公式サイトからファイルを入手し、プロジェクトフォルダー内に配置します。基本的には、CSSファイルをcssフォルダーへ、JavaScriptファイルをjsフォルダーへ入れます。
Bootstrapファイルの入手方法
Bootstrapを利用するには、公式サイトからCSS/JSファイルを入手する必要があります。
公式ダウンロードサイト:https://getbootstrap.jp/
Bootstrapの公式サイトから、ダウンロードのリンクをクリックします。

「ダウンロード」ボタンをクリックして、BootstrapのZIPをダウンロードします。

フォルダー構成の例は次のとおりです。
project
├─ css
│ └─ bootstrap.min.css
├─ js
│ └─ bootstrap.min.js
└─ lesson52_1.html
HTMLでは、次のように読み込みます。
<link href="css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet">
<script src="js/bootstrap.min.js"></script>この方法では、CSSとJavaScriptのファイルが自分のプロジェクト内にあるため、ファイルパスを正しく指定する必要があります。css/bootstrap.min.cssやjs/bootstrap.min.jsのように、HTMLから見た位置を正しく書くことが大切です。
図2:BootstrapはCSSとJavaScriptを読み込んで使う

この図から分かること
Bootstrapを使うには、CSSとJavaScriptをHTMLに読み込ませます。CDNを使う場合はURLから読み込み、ダウンロードして使う場合はプロジェクト内のcssフォルダーやjsフォルダーから読み込みます。どちらの方法でも、CSSはhead内、JavaScriptはbodyの終わり付近に配置するのが基本です。
CSSとJavaScriptを読み込む位置
BootstrapのCSSは、HTMLのhead内で読み込みます。CSSはページの見た目に関係するため、ブラウザが本文を表示する前に読み込めるようにします。
<head>
<meta charset="UTF-8">
<link href="css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet">
</head>BootstrapのJavaScriptは、bodyの閉じタグの直前に置くことが多いです。ページのHTMLを読み込んだあとにJavaScriptを読み込むことで、表示への影響を抑えやすくなります。
<script src="js/bootstrap.min.js"></script>
</body>Bootstrapのすべての機能でJavaScriptが必要なわけではありません。ボタンの見た目や余白、グリッドレイアウトなどはCSSだけで使えます。一方、モーダル、ドロップダウン、カルーセルなどの動きがあるコンポーネントではJavaScriptが必要になります。
viewportを設定する理由
Bootstrapはレスポンシブ対応を前提に使われます。そのため、HTMLのhead内にはviewportのmetaタグを入れます。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">viewportを設定すると、スマートフォンやタブレットなどの画面幅に合わせてページを表示しやすくなります。Bootstrapのグリッドやレスポンシブ機能を正しく活用するためにも、viewportは忘れずに記述しましょう。
| 指定 | 役割 |
|---|---|
| width=device-width | ページ幅を端末の画面幅に合わせる |
| initial-scale=1.0 | 初期表示倍率を1にする |
viewportがないと、スマートフォンでページが縮小表示されたり、意図したレイアウトにならなかったりすることがあります。Bootstrapを使うHTMLでは、基本設定として入れておくと安心です。
Bootstrapを使ったサンプルHTML
ここでは、ダウンロードしたBootstrapファイルをローカルに配置して使うサンプルを作ります。cssフォルダーにbootstrap.min.css、jsフォルダーにbootstrap.min.jsがある想定です。
ファイル名: lesson52_1.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Bootstrap導入サンプル</title>
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<link href="css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet">
</head>
<body>
<div class="container">
<h1 class="mt-4 mb-3">Bootstrapで作る最初のページ</h1>
<p class="lead">これはBootstrapを読み込んだ基本サンプルです。containerやbtnなどのclassを使って、余白やボタンの見た目を整えています。</p>
<button class="btn btn-primary">詳しく見る</button>
<button class="btn btn-success">申し込む</button>
</div>
<script src="js/bootstrap.min.js"></script>
</body>
</html>ブラウザの表示例

ブラウザで表示すると、画面の中央寄りに余白が整った本文エリアが表示されます。h1にはmt-4とmb-3によって上下の余白が付き、pにはleadによって少し目立つ本文スタイルが適用されます。
ボタンにはbtn、btn-primary、btn-successが指定されています。btnでボタンの基本デザインが適用され、btn-primaryで青系のボタン、btn-successで緑系のボタンになります。自分で細かくCSSを書かなくても、Bootstrapのclassを指定するだけで整ったボタンを表示できます。
サンプルHTMLのポイント
このサンプルで特に大切なのは、BootstrapのCSSを読み込んでから、HTML内でBootstrapのclassを使っていることです。
| コード | 役割 |
|---|---|
| link href="css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet" | BootstrapのCSSを読み込む |
| meta name="viewport" | レスポンシブ表示のための基本設定 |
| div class="container" | 中央寄せと左右の余白を持つレイアウト枠を作る |
| h1 class="mt-4 mb-3" | 見出しに上と下の余白を付ける |
| p class="lead" | 文章を少し目立つ導入文のように表示する |
| button class="btn btn-primary" | 青系のBootstrapボタンを作る |
| button class="btn btn-success" | 緑系のBootstrapボタンを作る |
| script src="js/bootstrap.min.js" | BootstrapのJavaScriptを読み込む |
Bootstrapでは、classの組み合わせによって見た目を調整します。たとえば、btnだけではボタンの基本形、btn-primaryを追加すると青系、btn-successを追加すると緑系になります。このように、classを足していく感覚でデザインを作ります。
containerは主要レイアウトの枠
containerは、Bootstrapでよく使うレイアウト用classです。ページの内容を中央寄せにし、左右に適度な余白を作ります。
<div class="container">
ページの内容
</div>containerを使わずに文字をそのまま配置すると、画面の端に寄って読みにくくなることがあります。containerを使うと、画面幅に応じて適度な最大幅と余白が設定され、読みやすいレイアウトになります。
| class | 役割 |
|---|---|
| container | 中央寄せの固定幅風レイアウト枠 |
| container-fluid | 画面幅いっぱいに広がるレイアウト枠 |
| row | グリッドの行を作る |
| col | グリッドの列を作る |
ページ全体の主要な内容はcontainerで囲むと、Bootstrapらしい整ったレイアウトになります。
btnとbtn-primaryでボタンを作る
Bootstrapの代表的な使い方のひとつがボタンです。buttonタグにbtnと色を表すclassを指定することで、整ったデザインのボタンを作れます。
<button class="btn btn-primary">送信する</button>| class | 役割 |
|---|---|
| btn | ボタンの基本デザインを適用する |
| btn-primary | 主要操作向けの青系ボタンにする |
| btn-success | 成功や申し込みなどに使いやすい緑系ボタンにする |
| btn-danger | 削除や警告に使いやすい赤系ボタンにする |
| btn-outline-primary | 枠線タイプの青系ボタンにする |
Bootstrapでは、classを変えるだけでボタンの印象を切り替えられます。大切な操作にはbtn-primary、成功や完了に関係する操作にはbtn-success、削除にはbtn-dangerなど、意味に合わせて選ぶと分かりやすくなります。
図3:Bootstrapのclassで部品の見た目を変える

この図から分かること
Bootstrapでは、HTMLにclassを指定することで部品の見た目を変えられます。btnを指定するとボタンの基本形になり、btn-primaryを加えると青系のボタンになります。container、form-control、row、colなども、BootstrapのCSSが用意しているデザインやレイアウトを適用するためのclassです。
余白を調整するclass
Bootstrapでは、CSSを自分で書かなくても余白を調整できるclassが用意されています。サンプルではmt-4とmb-3を使っています。
<h1 class="mt-4 mb-3">Bootstrapで作る最初のページ</h1>| class | 意味 |
|---|---|
| mt-4 | margin-topを付ける |
| mb-3 | margin-bottomを付ける |
| ms-2 | 左側の余白を付ける |
| me-2 | 右側の余白を付ける |
| p-3 | 全方向にpaddingを付ける |
mはmargin、pはpaddingを表します。tはtop、bはbottom、sはstart、eはendを表します。数字が大きくなるほど余白が大きくなります。
Bootstrapの余白classを使うと、ちょっとした余白調整のためにCSSを追加しなくても済みます。学習段階では、よく使う余白classを少しずつ覚えると便利です。
フォームにはform-controlを使う
Bootstrapでは、入力欄にも専用のclassがあります。inputやtextareaにform-controlを指定すると、幅や余白、枠線が整った入力欄になります。
<input type="text" class="form-control" placeholder="お名前を入力">
<textarea class="form-control" rows="4" placeholder="お問い合わせ内容を入力"></textarea>| class | 役割 |
|---|---|
| form-control | テキスト入力欄やtextareaの見た目を整える |
| form-label | ラベルの見た目を整える |
| form-select | セレクトボックスの見た目を整える |
| form-check | チェックボックスやラジオボタンを整える |
フォームはユーザーが直接操作する部分なので、見た目や余白が重要です。Bootstrapのフォームclassを使うと、入力欄の幅や枠線が整い、見やすいフォームを作りやすくなります。
グリッドレイアウトの基本
Bootstrapの大きな特徴のひとつがグリッドレイアウトです。rowとcolを使うことで、画面を行と列に分けてレイアウトできます。
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col">左の内容</div>
<div class="col">右の内容</div>
</div>
</div>この例では、containerの中にrowを作り、その中に2つのcolを置いています。画面幅に応じて列の幅が調整され、レスポンシブなレイアウトを作りやすくなります。
| class | 役割 |
|---|---|
| row | グリッドの行を作る |
| col | 自動幅の列を作る |
| col-6 | 12分割のうち6幅の列を作る |
| col-md-6 | 中くらい以上の画面で6幅の列にする |
| g-3 | グリッド間の余白を指定する |
Bootstrapのグリッドは、12分割の考え方を使います。たとえば、col-6を2つ並べると、横幅を半分ずつ使う2列レイアウトになります。スマートフォンでは縦並び、PCでは横並びにするような設定も作れます。
ナビゲーションバーも作れる
Bootstrapには、ナビゲーションバーを作るnavbarというコンポーネントもあります。メニューやロゴ、折りたたみメニューなどを作るときに使われます。
<nav class="navbar navbar-expand-lg">
ナビゲーションの内容
</nav>| class | 役割 |
|---|---|
| navbar | ナビゲーションバーの基本class |
| navbar-expand-lg | 大きい画面では横並びにする |
| navbar-brand | サイト名やロゴ部分に使う |
| nav-link | メニューリンクに使う |
ナビゲーションはWebサイトの使いやすさに大きく関わる部分です。Bootstrapを使うと、基本的なメニュー構造を短いコードで作りやすくなります。
Bootstrapでよく使うコンポーネント
Bootstrapには、ボタンやフォーム以外にも多くのコンポーネントがあります。コンポーネントとは、Webページでよく使う部品のことです。
| コンポーネント | 概要 | 使い方の例 |
|---|---|---|
| ボタン | 見栄えのよいボタンを作る | button class="btn btn-success" |
| ナビゲーション | メニューやタブを作る | nav class="navbar" |
| グリッド | 行と列でレイアウトを作る | div class="row"、div class="col" |
| フォーム | 入力欄や選択欄を整える | input class="form-control" |
| カード | 画像や文章をまとめた箱を作る | div class="card" |
| アラート | 注意や成功メッセージを表示する | div class="alert alert-warning" |
| モーダル | 画面上にダイアログを表示する | buttonとmodalを組み合わせる |
Bootstrapのコンポーネントを使うと、よくあるUIを効率よく作れます。ただし、classの意味を理解せずにコピーだけで作ると、後で修正しにくくなることがあります。最初は、どのclassがどの見た目を担当しているのかを確認しながら使いましょう。
Bootstrapタグ・class解説表
Bootstrapを導入するときや基本サンプルでよく使うタグとclassを整理しておきます。
| タグ・class名 | 主な用途 |
|---|---|
| link href="..." | CSSファイルを読み込む |
| script src="..." | JavaScriptファイルを読み込む |
| meta name="viewport" | レスポンシブ表示の基本設定 |
| container | 主要なレイアウト枠を作る |
| btn | ボタン全般の基本デザイン |
| btn-primary | 青系の主要ボタン |
| btn-success | 緑系のボタン |
| form-control | テキストボックスやtextareaの装飾 |
| row、col | グリッドレイアウトの行と列 |
| navbar | ナビゲーションバー |
| mt-4、mb-3 | 上下の余白を調整する |
| lead | 導入文を少し目立たせる |
Bootstrapでは、タグそのものよりもclassの使い方が重要です。HTMLに適切なclassを指定することで、BootstrapのCSSが反映されます。まずはcontainer、btn、form-control、row、colのような基本classから覚えるとよいでしょう。
Bootstrapを使うときの注意点
Bootstrapは便利ですが、何でも自動で最適なデザインになるわけではありません。目的に合わせてclassを選び、必要に応じて自分のCSSで調整します。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| バージョンを確認する | Bootstrap 4と5では書き方が違う部分がある |
| classの意味を理解する | コピーだけでなく、何を指定しているか確認する |
| 独自CSSとの競合に注意する | 自分のCSSがBootstrapの指定とぶつかる場合がある |
| JavaScriptが必要な部品を確認する | モーダルやドロップダウンにはJavaScriptが必要 |
| デザインが似やすい | そのまま使うとBootstrapらしい見た目になりやすい |
| ファイルパスを確認する | ローカル利用ではcssやjsの場所を間違えない |
Bootstrapは、制作を助ける道具です。基本デザインをすばやく作り、そのうえでサイトの目的やブランドに合わせて色、余白、画像、見出しなどを調整すると、より完成度の高いページになります。
Bootstrap導入時の確認ポイント
Bootstrapを導入したら、次の点を確認しましょう。
| 確認すること | チェック内容 |
|---|---|
| CSSを読み込んでいるか | link href="css/bootstrap.min.css"が正しく書かれているか |
| JavaScriptを読み込んでいるか | script src="js/bootstrap.min.js"が正しく書かれているか |
| viewportがあるか | スマートフォン表示に必要なmetaタグがあるか |
| ファイル配置が正しいか | cssフォルダーとjsフォルダーの場所が合っているか |
| classが正しいか | btn、container、form-controlなどの名前に誤りがないか |
| 表示確認をしたか | ブラウザでボタンや余白が変わっているか |
CSSが正しく読み込まれていれば、btn btn-primaryを指定したボタンがBootstrapの青いボタンとして表示されます。見た目が変わらない場合は、CSSのパスやファイル名を確認しましょう。
Bootstrapで制作を効率化する考え方
Bootstrapを導入すると、Webページの基本デザインをすばやく整えられます。containerで本文エリアを作り、btnでボタンを整え、form-controlで入力欄を整え、rowとcolでレイアウトを組むことができます。
大切なのは、Bootstrapのclassをただ暗記することではなく、どのclassがどの役割を持っているのかを理解することです。containerはレイアウト枠、btnはボタン、form-controlは入力欄、rowとcolはグリッドというように、部品ごとの役割を意識すると使いやすくなります。
Bootstrapは、HTMLとCSSの基礎を学んだあとに使うと効果が分かりやすいフレームワークです。最初は簡単なページに導入し、ボタンや余白がどのように変わるかを確認してみましょう。その後、フォーム、ナビゲーション、グリッド、カードなどを少しずつ試していくと、見栄えのよいWebページを効率よく作れるようになります。
