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【6日でできるJava入門】開発環境:EclipseでのJavaプログラムの作成と実行
ここでは、Eclipseを用いたJavaプログラムの作成と実行方法について解説します。EclipseはJava開発に特化した統合開発環境(IDE)として、多くのエンジニアに利用されています。プロジェクトの新規作成からプログラムの入力、実行、さらに開発効率を高めるためのフォントサイズ調整まで、初心者でも分かりやすいように丁寧に紹介します。

1.EclipseによるJava開発のメリット
1.1. Eclipseの主な特徴
項目 | 内容 |
---|---|
プロジェクト管理 | プロジェクトやファイルの構成を一元管理できる。 |
コード補完 | 入力途中でもコードの候補や補完が表示される。 |
エラーチェック | ソースコードのミスを即時に検出・表示 |
実行結果の確認 | プログラムの実行結果をすぐに「コンソール」で確認可能 |
デバッグ・連携 | デバッグやGit等バージョン管理との連携も標準で利用可能 |
1.2. Eclipseの操作性と開発効率
機能 | 解説 |
---|---|
ワンクリック実行 | 「▶」ボタンで手軽にプログラムを実行できる。 |
GUIベース | 直感的なマウス操作で作業が可能 |
ショートカット活用 | よく使う機能に素早くアクセスできる。 |
2.Javaプログラムの作成と実行手順
2.1. Javaプロジェクトの新規作成
1.メニューの「ファイル」→「新規(N)」→「Javaプロジェクト」を選択

2.プロジェクト名に「Java」と入力し、「完了」をクリック

3.プロジェクト・エクスプローラーに「Java」が追加されます

2.2. Javaソースファイルの作成
1.「src」フォルダを右クリックし、「新規(N)」→「ファイル」を選択

2.ファイル名に「WelcomeJava.java」と入力し、「完了」ボタンをクリックします。

3.エディタで以下のサンプルプログラムを入力し、保存します。
サンプルプログラム:WelcomeJava.java
public class WelcomeJava {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Welcome to the world of Java!");
}
}
プログラム作成の流れ
手順 | 操作内容 |
---|---|
1. ファイル作成 | 「src」で新規ファイルを作成 |
2. プログラム入力 | エディタでコードを記述 |
3. 保存 | Ctrl + S で保存 |
2.3. プログラムの実行と結果の確認
エディタ画面上部の「▶」(実行)ボタンをクリック
実行結果が「コンソール」タブに表示される
実行結果の例

2.4. フォントサイズの変更
デフォルトではフォントが小さいため、読みやすくするためにショートカットキーを活用します。
操作 | ショートカットキー | 効果 |
---|---|---|
フォントを大きくする。 | 「Ctrl」 + 「+」 | エディタの文字が大きくなる。 |
フォントを小さくする。 | 「Ctrl 」+ 「-」 | エディタの文字が小さくなる。 |
フォントの大きさを調整することでプログラムが読みやすくなります。

まとめ
このようにEclipseを使えば、Javaプログラムの作成から実行までが直感的かつスムーズに進められます。自分に合ったレイアウトやフォント設定を活用して、快適な開発環境を整えましょう。